マンションの価格は、一般的に専有面積が広くなり、部屋数が増えるほど高くなるもの。つまり、住まう方が“自分にぴったりの間取り”を考えた上で、3LDKよりもコンパクトな2LDKを選べば、購入費用の抑制に繋がり、その分を家具・家電の費用や将来のための蓄えなどに役立てることができます。
購入費用の安さという大きなメリットから「2LDK」「コンパクト」を選ぶ際、ポイントとなるのが「床面積が50㎡以上」あるかどうかということです。この条件をクリアした住戸を購入する場合であれば、様々な税制上の優遇を受けることができる場合があります。
住宅ローン控除の対象となるのは、床面積が40㎡以上の住宅から。
40㎡未満のコンパクトマンションなどでは受けることができないメリットです。
住宅購入にあたって、親・祖父母から資金を贈与してもらう場合、登記面積が50㎡以上の住宅であれば最大1,000万円まで非課税になります。
新築マンションのうち、床面積が50㎡〜280㎡であれば、120㎡相当分までの居住部分に相当する固定資産税が減税されます。
床面積が50㎡以上で、引渡しから1年以内に登記すると、登録免除税の税率軽減を受けられます。
床面積が50㎡以上240㎡以下の新築マンションは、固定資産税評価額から1,200万円が控除されます。